おばんです。
リーゼントしゃぼん玉です。
梅雨って感じの天気予報ですね。ジメジメしてるし、おひさまは見れないし、あんまりいいことないですよね。
そうはいっても、梅雨は数か月で過ぎ去るので、しばらくぼーっとしてれば初夏がやってきて、山々の木々が抜群にきれいな緑色を見せてくれる。それまでの辛抱じゃい、という感じですよね。
ところが!!!最近知ったのですが、かつて地球は二百万年間ものあいだ雨だった時期があるっていう説があるらしいのです。
「カーニアン多雨事象」というらしいです。
知ってた?
二百万年ですよ。イエスが生まれて、2023年経ちました。我々文明人も、車輪の発明や、アメリカ大陸発見、明治維新、東日本大震災とたくさんの出来事がありましたね。(歴史と抜粋のセンスは修行中の身ゆえ、ご勘弁)
これを、約988回繰り返すと二百万年になります。長すぎ。
この梅雨、毎年数か月で終わると考え無しに過ごすより、
カーニアン多雨事象に心をはせて過ごしたほうが、梅雨明けに感謝できるかもしれないと思い、紹介しました。
止まない雨はない、という言葉のスケールが爆上がりしたでしょう。
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☝この本に「カーニアン多雨事象」の記載があるか否かは知りませんのでご注意
ぼくが大好きなwikipediaによると、気候の湿潤化により砂漠から湿地への環境変化もみられた、とあり驚きました。
長くなりますが、なぜぼくが驚いたのかお話させてください。
ぼくは、ものの終着点は砂なのではないか、と思っていたころがあります。(今は鉄)
木々や動物が死に、バクテリアに分解され土壌になり、しばらくは森になるのでしょう。どんどん堆積し、長い間土圧を受けて岩となり、地殻運動で地表に持ち上げられた岩は風化し、砂になる。究極の形は砂漠であり、砂漠の次は思いつきませんでした。
だから、何億年後かしらないけど、最後は地表全て砂漠になるんちゃうか・・・とブルブルしていた時期がありました。
そんな最強末期たる砂漠が!二百万年の雨で湿潤化!お前、まだ戻れたのか!と感慨深くなり、ひとり興奮しておりました。
(ぼくもお兄さんから、おじさんと呼ばれるにふさわしい年齢になり妄想力が強化。今は、プレートがマントルに潜り込み→噴火であたらしい岩がこんにちはループがあると思っているので、砂漠まみれになる恐怖妄想からは脱却できました)
文字通り、散文を書いてしまいましたが、皆さまの梅雨に一つ面白情報をお伝えできればと筆をとりました。
ではまた。