リーゼントしゃぼん玉のブログ

八丈島に住んでいます。希望してきました。

沢木耕太郎の「深夜特急」をもっと面白く読む方法

おばんです。

リーゼントしゃぼん玉です。

 

突然ですが、読者諸賢は沢木耕太郎深夜特急」は既にお読みだろうか。

海外でバックパッカーをしたことがある人は、ほぼ皆読んだであろう。

多くの人の人生を旅にいざなった、魔書と言っても過言ではない。

 

本の概要を改めて紹介するのは、少し気恥ずかしいが、下記の通りである。

 

1974年春、26歳の青年「沢木耕太郎」が、ザックにTシャツ3枚、パンツ3枚、あと少々の荷物、かき集めた1900ドルを詰めて、香港からロンドンまで乗り合いバスで旅をする紀行文である。

 

この本の何がいいって、沢木耕太郎の物事への姿勢が、カッコイイんだよね。それに尽きる。かっこいいんだ。

旅をしてて目にするものに対する、向き合い方がカッコいい。

ぼくはもう、旅を始めた沢木耕太郎よりもお兄さんな年齢になってしまったけど、本の中の沢木耕太郎のほうがよっぽど大人だ。

大人って、こういうものって感覚でわかる本だ。

 

まだ読んでないって人は、本当に羨ましい。ぼくも記憶を消して、最初から読みたいくらいだから。

 

さて、沢木耕太郎の「深夜特急」をもっと面白く読む方法を紹介します。

ズバリ!!!

本に出てくる場所に、グーグルストリートビューで降り立ってみよう!だ。

 

言いたいことはわかる。想像の範囲内だろう。

だけど、実際にやってみた人は少ないんじゃないかな。

試しに、やってみてほしい。

深夜特急シルクロード 第十二章 ペルシャの風(三十八刷でP160)に登場する、マスメッド・イ・シャーを検索してほしい。「王のモスク」という意味だ。

マスメッド・イ・シャー

めちゃくちゃ美しいから。そして、王のモスクの周りをストリートビューで散歩してごらん?めっちゃ楽しいから。異国情緒に溺れるから。

 

この遊び、めちゃくちゃ面白い。

深夜特急ストリートビューの相性、めちゃくちゃいい。

この辺を沢木耕太郎も歩いてたのかなと想像するのが、楽しい。

これから梅雨が始まって、外も出られないな。暇だな、という方にお勧めです。

深夜特急1 香港・マカオ (新潮文庫) [ 沢木 耕太郎 ]

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深夜特急4 シルクロード (新潮文庫) [ 沢木 耕太郎 ]

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そして、沢木耕太郎は擦り切れるほど読んでしまった。他のおすすめ紀行文ないの?という人には、女優の中谷美紀さんのインド旅行記をオススメします。

 

インド旅行記 1 北インド編 (幻冬舎文庫) [ 中谷 美紀 ]

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ではまた!