おばんです。
リーゼントしゃぼん玉です。
Twitter(@ganbarehiza)にも書きましたが、先日八丈島のイタリアン「PIZZA PARADISO」へ行きました。ここね、実にうまいピザを出すんですよ。
店の雰囲気も外観もいいので、ワイフのマザーが来島した際も、ここで夕食にしました。
でね。先日ピザを食べながら、ぼくはワイフに自慢気に言ったんですな。
「イタリアの国旗って、みどり、白、赤じゃん?あれって、ルッコラ・パン・トマトでピッツァなんだぜ!」
昔どこかで聞いて、自分自身真実だと思って言いました。
言ったそばから、あれ、これいつ誰に聞いたんだろって思って、トイレで調べてみました。
「自由・平等・博愛」
「自由・平等・博愛」
「ルッコラ・・・パン・・・トマト・・・」
ぼくは小さいころから知ったかぶりをして失敗することが多々ありました。
アトランティスは存在する。
かつて巨人が地上を征服していた。
ピーマンを放っておくとパプリカになる。
こういう根拠がなかったり、明らかに誤りであることを、「真」である!と頭の根っこから信じ込み、胸を張って公言していました。
なまじ成績が悪くなかったので、最初はみんな信じてしまっていて、しばらく時間がたってからは笑いの種に昇華されてしまっていました。
大人になってからも、「隧道は千葉にある!千葉にしかない!」と自信満々に言ってしまい、後々隧道=トンネルという意味がこの世のスタンダードと知り赤面発汗しました。
チバニアンを見に行った時の千葉の思い出が素敵すぎて、ぼくの隧道は千葉にあることになってしまったのです。あれは恥ずかしかった。
そののち、吉村昭の高熱隧道を読み、今では体感として隧道=トンネルとして、ぼくの血肉に刻まれました。
高熱隧道 (新潮文庫 よー5-3 新潮文庫) [ 吉村 昭 ] 価格:649円 |
恥ずかしかったり、悔しかったり、感情とセットだとずっと記憶に残るよね。
残る記憶が多い人生にしたいなと思うので、赤面発汗を恐れず、胸を張って知ったかぶりをかましていきたいです。
ではまた。