おばんです。
突然ですが、ぼくは阿佐ヶ谷という街が大好きです。
ナウい喫茶店がたくさんあって、味自慢の美味しいお店が並んでて、古着や古本屋がそこかしこにあって、とにかく心が躍る街でした。
特に、北口にあったパーラーぐるぐるというお店が、とにかくレトロで大好きでした。
（閉店してしまって残念です）
阿佐ヶ谷姉妹や、オードリーなど多くの芸人が安いアパートで芸を磨いた街であり、同時に高級住宅もある懐の広い街です。
散歩してると、ラジオで出てきたお店や、阿佐ヶ谷姉妹のエッセイに載ってるお店と沢山出会えます。
ぼくは俗に言うリトルトゥース研修生のようなものなのですが、オードリーのオールナイトニッポンが大好きです。
なので、南口にある春日さんの旧宅「むつみ荘」を何度か見学に行きました。
ここで、伝説の小声トークが行われたのかと心が震えました。
今丁度ドラマで、「だが、情熱はある」が放送中ですが、めちゃくちゃ面白いです。
ラジオで断片的に語られた、若林さんと春日さんの青春が、映像で丁寧に網羅的に観れるので楽しくて仕方がない。
ANNでぼくが一番好きな話は、若林さんの祖母がやっていた料理屋さんの名前が「林」。という話です。
阿佐ヶ谷駅の南口を出ると、巨木があります。
とにかくでかいです。クリスマスの時期は、ライトアップされ圧巻です。
その巨木、ジャイアントセコイアの仲間なのですが、ジャイアントセコイアという樹が面白いので紹介します。
ジャイアントセコイアは、樹高90mにもなる現存する最も巨大な樹です。アメリカの西部に多く生育されているのですが、何がすごいって種の残し方がとってもパンクです。
樹の上の方で種を作りますが、種は落下しません。種を落とすために、自身に雷を落とし、自身が燃えます。そうすると種が地面に落ち、芽を出す仕組みです。
ヤバくない？
自身に雷を落とすために、90mまで高く成長するの、ヤバくない？なにそのバベル精神。
ジャイアントセコイアの恐るべきところは、樹脂が厚く、火がついても自身は生き残ることがある。周りの他の種の木や草は燃え、焼畑農業みたいに良質な肥料にしちゃうというストロングスタイルです。
最強じゃん。
この、ジャイアントセコイアの性質を知ってから、阿佐ヶ谷駅に降り立つと「おぉ、君が、、、」となります。
セコイアを見て、ストロングスタイルな生き方に想いを馳せるのが好きな時間です。
今は八丈島に住んでいるので、ふらっと阿佐ヶ谷には行けませんが、行った際にはレトロな喫茶店gionで甘いアイスコーヒーを飲み、隣の高円寺まで歩いて小杉湯で整いたいです。
ではまた。
